その時だった


教室の後ろ側の扉が勢いよく開いた


「失礼します。」


そこに立っていたのは
黒髪のきれいな美人と
眼鏡をかけた気持ち悪い男だった


だがこの男は見た目は高校生くらいである


「何なんですか、あなたたちは。」



「警察です。」


女は警察手帳を出す



なぜ警察が・・・



もしかして
ばれてしまったのか・・・



「警察が何の用ですか?」

すかさず先生が聞いた


「このクラスの田崎君が他殺されたという可能性がありまして。」


どうやら俺は警察を見くびっていたようだな