私はまだ幼い
唯歌とゆたかを連れて買い出しに行った。



涙は砂浜で待ってると言い張るものだから、私は置いて行ってしまった。







あれが


間違いだと



今更、気付く。








その日は風は強かったが


雲 一つ無い
晴れた空だった。