「だめ!風邪うつるっ」 「黙って」 「んっ……」 慌てて顔を背けたけどあっさりと唇は重ねられた。 何……なんで……? 分からないことだらけだったけど何度も何度も優しくキスを重ねてくるから 目を閉じて完全に受け入れていた。 和人の香り……体温……感触……全てが私を安心させてくれて心地いい空間が生まれる。 長いキスを終えて唇が離れると優しく見つめられて和人の口から出てきた言葉は……