ケータイを枕元に置いて、俺は布団に入った。 また嘘をついたのに、俺の中には罪悪感はなく、心が晴れ晴れしていた。 やっと、本当のことを言えるめどがついた。 ずっと心の中に背負っていた、重苦しい荷物を投げ出せる日。 俺はもう一度ケータイを開き、31日の朝にスケジュールのアラームをつけた。 美空の好きな曲。 俺と美空にとって、大きな一歩を踏み出す日。 美空の好きな曲で目覚めたい。 .:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.