3日後、外観までは変えられないが中は大体が片付き、

暫くは必要最低限の生活は出来る所までに至った。


「2人共……化け物?」

「そんな事はないよ」

「俺の怪力はもう日常茶飯事でしょう?」


ルシェが1つ片付ける間に、セイルとセリルは3つの事を片付けてしまっていた。

彼女はそんな2人を見て思った。もしかして自分が手伝わない方が良いのかもしれない、と。

そんな彼女の気持ちを察したのか、セイルは一言ルシェを励ますかのように言う。


「大丈夫。君を邪魔だと扱う人間は此処にはいないから」


と。