彼からの電話だった…… 無事だったみたいだ…… しばらく身をひそめてほとぼりが冷めるのをまっていたらしい…… 嬉しさがいっぱいだったが… 感情的にはならなかった…… なぜか、こうなる事をわかってた気がする……… 「オレの片腕になれや!」…… 迷わずにハイと答えた。…… まだこの世界で生きていく事になる…… 場所を変えて…… 親戚の家を出て…… 僕は……… オレは…… 名古屋に住む事になった……