ガラガラーーーーーー・・






今日は保健室の先生がいないらしく、

他の先生に頼んで鍵を開けてもらった。








「じゃあ終わったら、

鍵は職員室に戻しておいて下さい。」




「わかりました。

ありがとうございます。」



普通に答える優斗。




先生はそのまま出ていってしまった。





ちょっと!



今普通に物事が流れてますけど。



二人っきりだよ!?





まずいよ。

私の心臓がもたない。








「さてと。」




ドキ。


一人で混乱していた私は、その声で現実に引き戻される




腕まくりした姿にキュンとする。


・・・・・・何やってもかっこいいな。






仕草にときめいていたら、

ふと、目に入った。




うわ・・・・。


結構筋肉あるんだ・・・・・。


程よく筋肉のついた腕。




もっと細いと思ってたんだけど。

近くで見ると・・・





「おい?

どした?」





「うぎゃ!」



気が付くと優斗が目の前に。