「別に?」 笑顔で答えてみる私。 でも、モヤモヤは残ってるわけで。 ・・・わっ、今のは可愛くない! これがダメなのに! 「たこ焼きの気分じゃなくなったんか。」 「・・・・・・・・・へ?」 たこ焼き? いや、食べたいけど。 優斗は悪戯に笑って前を向いてしまった。 え? 何? もしかして、今のは冗談だったの? そして、袖を握っている私の手を、握った。 え? 振り返らない優斗。 けど、耳は真っ赤で。 それが嬉しくって。 思わず、握り返してしまった。 .