────ドガッ
「たっ」
「うぉっ」
悲鳴をあげたのはほぼ同時
私は前から勢いよくコケた。
桜がクッションになったからそれほど痛くはなかったけど、後ろから突撃してくるとはどういうこっちゃ!
「マジごめん。ちっちゃくて見えなかった。」
……あ?
「桜眺めてて上見ててさ、あんた小さいから俺の視界の範囲に入んなかったんだよね」
「…………」
「にしてもほんとちっちぇーな。身長いくつだよ」
「…152」
「ちっちゃ!!俺183あるから」
何こいつ。
自慢気に言うこいつは、めでたくたった30秒で私の嫌いな奴リストに載っかった。

