私の片想いだった恋は、気付けば両想いになっていて。 『隣の車両の憧れの人』だったマサキさんは、花火大会の日から『彼氏』になった。 ずっと、ただ見てることしかできなかった大好きな人。 そんなマサキさんが、私の名前を呼び捨てで呼んだり、 仕事帰りに必ず電話をくれる。 メールは相変わらず簡潔で淡泊だけど…… それでも、忙しい合間をぬって、私のことを考えてくれてる。 その気持ちが…すごく嬉しいんだ。 .