聖夜は驚いて固まっていたが、近くにいたマネージャーも驚いていた。 「え‥‥ちょ、金屋さん何するんですか」 マネージャーが慌てて聖夜の所に駆け寄った。 「お前は、それでいいのか?悔しくないのか?その程度だったのか? 俺はガッカリした。 そんなんじゃ楓華ちゃんだって好きになんねぇよ」 それだけ言って、その場を去った。 聖夜はライバルだけど、大切な弟みたいなもんだから、キツイ事を言った。 伝わるだろうか。