「楓華は逆になんにも考えないで言葉にするから人を傷付けるような事を無意識に言う。 しかもそれに気付かない。 だから楓華はお前みたいな奴になつくんだよ。」 「なつかれた覚えはないわ」 「そうか? なついてるぞ。 年上とは思えないくらい尊敬してるぜ、きっと」 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥。 「あの子って敵を作らないわよね。 誰にでも愛される」 「んな事ねぇよ。 妬む奴もいるし、ボケてるからよく苛められるしな」 でも、きっとそんな彼女をずっと必死に守ってきたんでしょうね。