「ふぅ~。 やっと終わった。」 俺は、 ひとりごちた。 まったく、 あの姉貴は、 単純だ。 完璧な殺人計画 のできる毒の情報を わざと 姉貴の目に触れるように したのが、 この俺だって、 まったく 気づきもしなかった。