%完璧なケータイ小説%


最初は期待半分、不信が半分といった表情をしていた彼らが、

徐々に私に心酔していく。

顔が紅潮し、私の話に熱心に聴き入るようになる。

何度も頷き、瞳がらんらんと輝いてくる。


この瞬間が最高だ。

これほど社会に貢献していることを実感できることは、

他にあるまい。


完璧な刑務所を作ったかいがあるというものだ。