テストにしてもそうだ。
受けっぱなしで、振り返ることをしない。
点数ばかり気にして、
間違えていても、それをもう一度解こうとはしない。
先へ先へ進もうとして、
かえって遠回りをしているんだ。
大事なのは、繰り返し。
そして、学校の授業。
俺は、そんな簡単なことに気付かず、
受験に失敗した。
でも、失敗したのは、受験であって、
人生に失敗したわけではない。
俺は、自分のあやまりに気付いて、
それをもとにXYZ塾という新しい塾を立ち上げた。
その急成長に、雑誌の取材が入ったと言うわけだ。
失敗は成功の元とは、よく言ったものだ。
俺は、今日も、研究を続ける。


