%完璧なケータイ小説%


テストにしてもそうだ。

受けっぱなしで、振り返ることをしない。

点数ばかり気にして、

間違えていても、それをもう一度解こうとはしない。


先へ先へ進もうとして、

かえって遠回りをしているんだ。

大事なのは、繰り返し。

そして、学校の授業。

俺は、そんな簡単なことに気付かず、

受験に失敗した。


でも、失敗したのは、受験であって、

人生に失敗したわけではない。


俺は、自分のあやまりに気付いて、

それをもとにXYZ塾という新しい塾を立ち上げた。

その急成長に、雑誌の取材が入ったと言うわけだ。


失敗は成功の元とは、よく言ったものだ。


俺は、今日も、研究を続ける。