私は、長女の言葉に、 目からうろこが落ちたような気がした。 そうか、 好きなものって、 探さなくてはいけないんだ。 そう言えば友達も、 さとピ~を馬鹿にされても、 絶対自分の考えを曲げなかったっけ。 私は、この年になって、 ようやくそのことに気付いた。 人に嫌われないように、 相槌ばかり上手になった私は、 自分が好きなものを探す努力を 怠っていたらしい。