%完璧なケータイ小説%


なんというやぶ医者だ!

私は怒って診察室を出た。

患者の顔も覚えてないとは!

しかしこれで、

私が持っている携帯の持ち主が

取り違えていると、

申告してこない理由が

分かった。

この携帯は、

物忘れが進んで、

近い記憶があいまいになってる患者のものだ。

付き添いもなく、

一人でこの病院にやってきたらしい。