私は、

目を凝らして、

その作品を見た。

それは、確かに、

私が書いた、

最高傑作に間違いはなかった。

大胆な色使いに、

すばらしい構図。

だが、

私は、それ以上、

言葉にならなかった。

なぜなら、

そこに飾られていた私の

最高の芸術は、

上下が逆さまだったのだから--。