私は、 目を凝らして、 その作品を見た。 それは、確かに、 私が書いた、 最高傑作に間違いはなかった。 大胆な色使いに、 すばらしい構図。 だが、 私は、それ以上、 言葉にならなかった。 なぜなら、 そこに飾られていた私の 最高の芸術は、 上下が逆さまだったのだから--。