真由香は、いつも黙って 私の話に耳を傾け、 私は、悪くないと言ってくれた。 頑張れ、と月並みなことを 言わないところも大好きだ。 いつしか、 私は、真由香にのめりこみ、 一日の大半を、 彼女へのメールや 通話に費やした。 コンビニで会うことも、 毎日の行事になっていた。