「あれー?もしかして美桜ちゃん?」 え、誰…? ふと顔をあげるとその勢いで涙が頬を伝ってきた。 (やば!) すぐに目を押さえる。 (見…られた…?) 首まで赤くなるのが分かった。 はずい… 「あ、花粉症?私も結構キツイんだょねー」 その子はそういうと、 コホンコホンとわざとらしく咳をしてみせた。 「ふ…え…?あ、アノ…その。」 (誰コイツ。) 「え、覚えてない?三年の時一緒だったんだけど…?」 「さんねん…?あ、あ、あぁ!!珠香ちゃん!」 「ぴんぽーん!」