OL社内規程

「何に?」


高瀬がすかさずそう言って


「じゃ、取り合えず高瀬の人生の一大事が解決するように・・・カンパーイ!」



そう言いながらなんだか複雑だった。



何だか分からないけど・・・



妙な胸騒ぎは・・・




当たってた。





「では、ご相談はなんでしょうか?」



変な感じ・・・



こうやって向かい合ってテーブルに着いてるのが・・・



ちょっと照れ臭く・・・懐かしい・・・



あれから二人っきりでなんてなかったもんね。




あれから・・・



私は徐々に影の相談役へと昇進?し




他人の恋愛や悩み事の相談で忙しくなって行ったんだ。




多分・・・


他のことに気を向けることで忘れられると思ったんだと思う。



それが結局・・・