ー翌日 目が覚めると、まだ朝方だった。あたしはお風呂に入って寝直した。 一人の夜は、正直言うと辛いし怖い。 中学の頃はそれで泣いたこともあった。 本当は一緒にいたい…一緒にご飯が食べたい。 でもママの喜ぶ顔が見たいから、悲しむ顔はもう見たくないから、あたしは何も言わないんだ。 小さい頃いっぱいいっぱい迷惑をかけてしまったから。 あたしは「いい子」で居なければならない…ママを悲しませることはもうしちゃいけないんだ。