「あいつ…どうかしたのか?」 「私もわからないんです。連絡も取れなくて…」 結衣も相当心配しているようだった。 「そうか…。ありがと」 神崎はそう言い教室から出た。 連絡が取れないなら電話しても無駄か… 授業が終わったら家に行ってみようかな… 神崎はそんな事を考えながら廊下を歩いた。