心~保健室の先生と私~

それほど、愛花に影響を与えたのだ。


親の喧嘩は。


俺は愛花に近づいて、そっと耳をふさいでた手どけて。


目線を合わせるように、しゃがんだ。


「ごめんな。怒ってないから」


「ほんと?」


そう言って顔を上げた、愛花の目には。


今度こそほんとに、薄っすらと涙が。


「怒鳴って悪かった」


「私も、気をつける」


「おっ、素直じゃん」


「私はいつでも、素直だよ?」


「そうだな」


「素直に、思ったこと口に出してるだけ」


「愛花、ほんとに反省してる?」