「勇助!姫が…姫が黒ずくめの男に…」 カウンターの前に居た吉太郎が顔を真っ青にして言う。 俺はカウンターから出て扉に手を掛ける。 「どこ行くんだ?!」 カウンターに立つヒロ兄は声をかける。 「浅沼を助けに行ってくる!!」 そして、俺は病院に向かった。