懐かしい感じがする。 ガタンッ ドアが開いた。 ヒロ兄はこちらに歩み胸倉をつかんだ。 「お前どういうことだ!!??」 「……なにが!?」 「お前が下の世界の総司令官を呼んだんだろ?」 俺は立ち上がった。 「親父が…来たのか!?」 「吉太郎が血相変えて教えてくれた。 …男の人がちぃの病室に入って行ったって…」 俺は倉庫を飛び出した。