怪物は悲鳴をあげながら そのとがった長い爪を俺に向ける。 俺はそれをよけて怪物の腕にまた突き刺す。 「げっ!!抜けねぇ!?」 怪物は俺ごと腕を振り回す。 剣!!抜けろ!! 俺は剣を上下左右に動かす。 その分、怪物は痛がり悲鳴を上げる。 「うっせぇ!ちっとは黙っとけ!!」 すぽんっ。 剣は抜け、 俺は空中落下。 怪物はバランスを崩すように 地面に倒れてもがき苦しむ。 「うわぁぁぁっっ!!落ちる!!!!」 グサッ 剣は運良く怪物の心臓を貫いた。