卓也との楽しい日々は半年が過ぎていた。


卓也との日々は平凡の中にも幸せがあった。



勇気の事があったからかな?




何だか、お互いスッキリしてるんだ。




いつか、子供ができて…マイホームを建てて、こんな夢も語り合えた。



でも、そんな日々は簡単に打ち砕かれた。


ある日、家にいたらインターフォンが鳴る。



―ピンポーン




「はぁい!」



扉を開けると知らない女性。



保険の勧誘か…?



「奥様ですか?」

「はい…」

「私、溝口サラと言います。旦那さんの事についてお話があります。」





―ズキンッ





まさか…

このパターン…。



嫌な予感がした。