乱舞龍に入って半年が経った頃、後輩の話に俺は裏切られる。 「恭さん、家継ぐらしいっすよ」 「……はッ…!?」 家を出された俺は、当然家の事を全く知らなかった。もちろん兄貴にもあれ以来会っていない。 あの時、綺麗に舞い飛ぶ兄貴を見て、俺は乱舞龍に入った。 兄貴が飛べるって言ったから… だけど兄貴は、一番飛べない世界へ行ってしまった。 「俺は兄貴に裏切られた…」