BLACK BLEED



夜の街中。


今だ明るさを失わず眩しい。


「何で依頼人の様子を見るの?」

「覚醒者だから」


覚醒している者は普通とは違う。


だからこそ、確かめなければいけない。


「空野空の武器はおそらく剣。いざとなれば己は護れる」

「見ただけで武器が判るのか?」

「君の時だって判っていたさ。二丁拳銃のレイアーク、アスユーリ」


それは深黒が教えられた名とは違う。