深黒は唾を飲み込んだ。


そして口を開く。


「俺の…武器?」

「君には力がある。外道を倒す力が」


それを聞いて目を見開いた。


驚くのも当然だ。


今迄そんな事が起きた事などない。


でも、今手に有るのは拳銃。


信じるしかなかった。