舞台はとある、教室になった。 「ねぇ、Black Bleedって知ってる?」 「知ってる!謎の会社でしょ!必要とする者にしか会社の場所は判らないってのでしょ」 教室は、″Black Bleed″の話題で持ちきりだ。 行った者ももう二度と行く事は出来ない謎の会社。 いや、謎しかない会社。 誰もがそれを知ろうと探りまわる。 でも、その話題に入ってない者がいた。 窓辺でジーッと本を読んでいる。 その者に1人の女子生徒が近付いていった。