いいことを思いついた!

パソコンの扱いはプロ級だけど、調べ方がわかんない!

前には誰もいないし、隣のやつもチンプンカンプン。

てゆーか瑠衣だし。

パソコン打てませーん状態の瑠衣。

聞けるわけない。

だから、後ろの聖に聞く!

瑠衣にも協力してもらった。

協力してもらうところはないけど、一応。

味方はつけておくべき!

よーし!作戦実行☆

「なぁなぁ、聖ぃ~、ここなんて調べたらでるー?」

「あっ、そこはねぇ、こーやって調べるといいでぇ☆」

隣にいた女の子がしゃべりかけてきた。

「いやいや、さっちはお前にしゃべってねーし(笑)」

「でも・・・。」

「ねっ、聖♪教えて☆」

「私も教えてあげるよー?」

【もーしつこいなぁ】心の中で言った。

「だから、お前じゃねーって(笑)」

聖は笑ってる。

私は怒ってる。

「だって、私の方が知識豊富やもん!」

でたー!でましたっナルシスト発言!

そう、この女の子は有名なナルシスト。

「ナルシストかっ!」

【禁句です!】

「いーの!とりあえず、私が教えてあげるから、聖君は調べててもいーよ」

私は、どきどきしていた。

「俺は、さっちに教える権利がある!」

「私にはないって言う気!?」

「そー!ないんです!」

そこからケンカが始まってしまった。

それはそれでラッキーだった。