君がいる限り。


「痛ったぁー」


僕はそういう君のところへ行き、手を差し伸べた。


「・・・・・」



「ありがとう」



「なんで、水溜りとかあるわけっ?」


君は水溜りに怒りながら、僕の手をつかんだ。



「あっ」



「虹だ。」




虹?




「悠。虹だよ。虹っ」



「ほら、あれ見てよ。きれいだよ。」



指を指しながら君はいう。



君の指の指してるほうをみてみる。




「・・・・・・・」




何も言えなかった。



いや、言いたくなかった。




それぐらい、綺麗だった。