同じ?
結果だけでは満足できずに、過程を求める?

理解できない私に、Jは助け舟をよこす。

「警察は捜査の様子を見せてくれない。しかし、探偵は?」


は!
言われて、気づく。

「わざわざ解決パートを用意してくれる!」

まさに、みんなを集めて、とうとうと推理を語るシーンだ。
あれには、探偵の結論に至るまでの過程が全て表れる。


「そうか! ARTの楽しみの一つは、自分達が描き変えた真実に、どういう風に辿り着くか。さらに、それを恥ずかし気もなく得意満面で、披露する探偵」


探偵はARTは嫌だが、
ARTは、探偵のあたふたが見たいのだ。

それは、芸能人とドッキリを望む視聴者の関係に近い。


しかし。