「もう…噛むなとっ…
言った…だ、ろ…」

そこまで言うとジキルは
ルアンの唇に手を寄せる…。




ズガーン!!
ズガーン!!
ズガーン!!



そう鳴り響いた3つの銃声…。



ジキルの体が揺れたのは2回。




ジキルは横目で後ろを見た。




最後の一発は……。




「……そう言う…事、か」


セイルの心臓に命中していた。