「360円になりまーす」 結局、何かあやふやなままマナちゃんと別れてしまった……。 奢(おご)るハメになったし……!! 「何か……もやもやが増えた気がするよぉ──」 ハァ、と私がため息をつきながら家路についていると、 聞き覚えのある声がした。 「なに?」 「私……アナタの事が好きなんです!!いつも、電車で見かけてて……電話番号教えてもらえませんか?」 一言だったけど、 響だってすぐに分かった。 知らない女の子に声をかけられてる こ、これは…… 告白と言う奴!?