「でもさ〜波留」
「うん?」
「波留はしゅんちゃんのどこが好きなわけ?」
「んー」

…どこだろう。
いちばん最初にしゅんに会ったときからしゅんが好きだった。
しゅんの瞳も、唇も、髪も、肌も。

「全部…?」
「すげぇな波留!しゅんちゃんのことめっちゃ好きなんじゃん!」
「まあ…」

なんか照れた。
俺、本当にしゅんのことが好きなんだな。って改めて思った。