『起きてたんだったら止めてくれたっていいじゃない!
ってかそれ翔のでしょ!』

俺のじゃないです〜
梅沢さんのです〜


『なんで俺が?さっさと自分で止めろ』


なんで私が、とでも言いたげな目をしながら、目覚まし時計を止めた。


『用意出来たら食事に行くぞ』

今日珍しく俺は早く起きた。


早く着替えろと言うと、
何かを思い出したような顔をして、毛布をめくって中を確かめている。


あぁ〜
俺が何もしないって言ったやつ。



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