Replicant・Lover's-L No.6 後日談

ボタンを押し、バスタブにお湯を張る。

空だった湯船がゆっくりと満たされていくのを見守った。

湯気がバスルームの中に広がり、幻想的な世界を造る。

丸いバスタブに半ばまで、お湯が満たされたところでボディ専用のパッケージを開けた。

あの日からずっと、今日再生しようと決めていた。