そんなアンバランスな私たち なぜかココまで来てしまいました。 もしかしたら 私たちだからこそ 来れたのかもしれない。 「おいっ早くしろ!遅れたら お前のせいだからな」 やっぱり何年経っても 人の性格は変わる事無く 「隼人、仕方ないだろ。 その時は沙羅をおぶってくぞ」 「えぇ?!」 私たち3人の高校生活は 始まろうとしていた―――