「そっか・・・」 翔の気持ちは分かったし 十分なくらい伝わった。 だから私は・・・ 後悔しないように生きるだけ。 「でさっその最後の願いって 結局何なの??」 可奈が私に小声で聞いてくる。 「それはね・・・」 私も同じように 小さな声でそっと 呟いたのだった。 「これからもずっと 笑っていてくれ」