2人の王子と天然の姫


泣きながら震える沙羅は

今にも壊れそうだった。

だから俺は

そっとお前を抱きしめたんだ。

震えは少しとまって

俺も少し安心した。



今しかない。



これ以上沙羅に負担はかけたくない。

でも

今しかなかった。

だから俺は

沙羅に告白したんだ。

今までの気持ちを伝えたんだ。

大好きだ・・・

もう抑えれなかった。