「しかもなんて教えたらいいんだよ」

俺はさらに悩む。

沙羅は天然だから

変な事を教えたらいけねえし・・・

どんどん悩みは増えていく。

「はあ・・・」

ため息ばかりが漏れていく。



そしてガバっと立ち上がる。



「やべっ服っっ」

俺はその日、

テストの勉強をそっちのけで

ひたすら明日の服を探し回っていた・・・