次の日も
私は普通に出勤をした。
そして今日も秋山さんと山崎さんが2時過ぎに来た。


秋山さんは
昨日起きた事や、ミーコの話題には少しもふれはしなかった。

勤務中だし、
ワザワザ皆がいる前で話する内容でもないのは分かるケド…
なんかあってもイインジャナイ?


「元気ないジャン、カンナちゃんらしくないよぉ~、なんかあった?」
無邪気に聞く山崎さん。

「いや、そんなことないよぉ~ごっめんねえ気にしないでっ」
私は、笑顔で返した。
「そう?なら、いいんだけど…いつもと違うからさッ、雰囲気も化粧の仕方も香水もネ」

「エ?よく、分かったねぇビックリだョ…」

山崎さんて
チャラ男系だけど
実は周りを把握できたりするんだなぁ。


それにしても、
秋山さんは 何も言ってこないナ…

なんだろう?
このイライラは…

ムシャクシャする中

いつも通り
指名が入り席を移動した。