年が明けると
お客さん達はお年玉感覚でプレゼントをくれた。


ほとんどが私の欲しかった品物ばかりだった。



私が欲しいプレゼントや言葉は、
うんざりするほど貰った。


でも ポッカリ空いた私の心を満たす事はなかった。


それどころか
どんどん広がっていく……


理由は自分でも
よくわかっていた。