一通り昨日のできごとを綾ちゃんに伝えると、綾ちゃんはキラキラと目を輝かせていた。 「すごい!かっこいい!よくやった流依!!」 「あ、うん…ありがとっ」 どんなにお互いを愛していても、気持ちだけじゃ伝わらない─── だから、たまにでいいから、また、言ってほしい…。 愛の言葉を────。 「最初で最後のプロポーズ。」 fin