「ノンノンノーン☆俺を誰だと思ってんの?神様だよ?ちょっと痛いかもだけど…ガマンしてね。死ぬよりマシでしょ。」


「え…ちょ…まさか…」


「そのまさかだよ。俺の力と遥の力を相殺してゼロに戻す。」


「相殺?」


「ミューちゃんの寿命は確かに明日までだったけど、俺のプラスの力をミューちゃんのハートに叩き込めば寿命はリセットされてまた新しい寿命が刻まれる。」



「でもそんなことしたら恋クンまた天使から…」


「しつこいなぁ…シツコイ女は男にモテないよ?俺、超優秀だからね天使になってもすぐまた人間界に来れるし。」




恋クンがキリキリと弓矢をひく。






「ミューちゃんが俺のこと忘れちゃうのはちょっと悲しいけど…またいつか、会えるといいね♪バイバイ、ミューちゃん。」









あたしはギュッと目をつぶった。