素直にかわいいとは言えるわけなくて苦笑いをして適当に濁した。
┼┼┼┼┼
「もー緊張!何言われるんだろうねぇ」
廊下に愛菜と2人、教室のドアが開くのを待っている。
朝のSHRで言ってたように今、個人面談の順番待ちをしているところ。
あたしの前に愛菜がやってその前の人が今先生と面談中。
1人15分程度の面談。
15分以上30分未満の待ち時間、何してよう?
暇だなぁ。
「捺実ー!緊張だよぉ」
…訂正。
愛菜がいる間は暇になりそうにはない。
┼┼┼┼┼
「失礼しまーす」
「はーい、栗原さんね」
目の前に座ってるのは一児の母でありながらそれを感じさせないハキハキとした英語の授業をする担任の小宮先生。
結局30分近く待ってやっと面談だ。
愛菜が教室で騒ぐのを廊下で聞いていたけど、騒ぐくらいのこと言われるのかなってちょっと不安になったり。
「栗原さんはー…隣街の中学校卒業したのね」
先生の手元には栗原捺実の資料がある。
資料には栗原捺実という人物はなんて書いてあるんだろう。
どこまで書いてあるんだろう。
┼┼┼┼┼
「もー緊張!何言われるんだろうねぇ」
廊下に愛菜と2人、教室のドアが開くのを待っている。
朝のSHRで言ってたように今、個人面談の順番待ちをしているところ。
あたしの前に愛菜がやってその前の人が今先生と面談中。
1人15分程度の面談。
15分以上30分未満の待ち時間、何してよう?
暇だなぁ。
「捺実ー!緊張だよぉ」
…訂正。
愛菜がいる間は暇になりそうにはない。
┼┼┼┼┼
「失礼しまーす」
「はーい、栗原さんね」
目の前に座ってるのは一児の母でありながらそれを感じさせないハキハキとした英語の授業をする担任の小宮先生。
結局30分近く待ってやっと面談だ。
愛菜が教室で騒ぐのを廊下で聞いていたけど、騒ぐくらいのこと言われるのかなってちょっと不安になったり。
「栗原さんはー…隣街の中学校卒業したのね」
先生の手元には栗原捺実の資料がある。
資料には栗原捺実という人物はなんて書いてあるんだろう。
どこまで書いてあるんだろう。


