思った通りのブーイングの嵐に吉良くんは顔を歪めるけどまけじと声を張り上げる。
「集中してやって結果がでればすぐ終わるから!それに優勝したら生徒会の方から景品があるらしいよ」
吉良くんの言葉にピタッと静かになった部活命の男子たちを見渡して、今度はゆっくりと言葉を紡ぐ。
「優勝したら、景品が、あるらしいよ」
「…まじ?」
「嘘は言わないたちだから」
それで部活命の男子たちに火がついたらしく
「よっしゃー!やろーども!景品目指して優勝すんぞー!!」
「「オー!!!!!」」
その姿を見て勝ち誇ったように笑う吉良くん。
男子って単純過ぎる…。
「男って単純だよなぁ」
「佐田くんもそのうちの1人でしょ?」
「俺はあいつらとよりは大人だよ」
そう言う佐田くんも手にはバスケボールがある。
バスケをくよなく愛する佐田くんも人のことは言えず早く部活に行きたいみたい。
自分は違うとか言いながら早く部活に行きたくてうずうずしてるんだと思って思わずクスリ、と笑ったら目ざとく佐田くんに見られた。
「そこでなんで笑うんだよ」
「集中してやって結果がでればすぐ終わるから!それに優勝したら生徒会の方から景品があるらしいよ」
吉良くんの言葉にピタッと静かになった部活命の男子たちを見渡して、今度はゆっくりと言葉を紡ぐ。
「優勝したら、景品が、あるらしいよ」
「…まじ?」
「嘘は言わないたちだから」
それで部活命の男子たちに火がついたらしく
「よっしゃー!やろーども!景品目指して優勝すんぞー!!」
「「オー!!!!!」」
その姿を見て勝ち誇ったように笑う吉良くん。
男子って単純過ぎる…。
「男って単純だよなぁ」
「佐田くんもそのうちの1人でしょ?」
「俺はあいつらとよりは大人だよ」
そう言う佐田くんも手にはバスケボールがある。
バスケをくよなく愛する佐田くんも人のことは言えず早く部活に行きたいみたい。
自分は違うとか言いながら早く部活に行きたくてうずうずしてるんだと思って思わずクスリ、と笑ったら目ざとく佐田くんに見られた。
「そこでなんで笑うんだよ」


